安斉管鉄の高濃度オゾンナノバブル製造装置

はじめに

オゾンは100年以上昔から研究が行われ、先の大戦では多くの人々を感染症から救い命をつなぎ止めました。この技術は日本とドイツが先鞭をつけた医療技術として世界に普及しています。

現在、医療業界全体は健康・衛生管理の解決策として抗生物質に大きく依存しています。

しかし、抗生物質の殆どは既に耐性菌の出現で利用が出来ない又は効果が出ない場合があります。オゾンナノバブル水は感染症の予防に加え外傷の治療、腫瘍の治療や皮膚病、骨髄炎などの治療でも効果を発揮しています。

最後の切り札とよばれたコリスチンにも、近年中国ベトナム国境地域の豚にその耐性菌が発見されており、その拡散は時間の問題と言われています。

弊社、安斉管鉄では、独自技術の「超高密度ナノバブル」とオゾンを組み合わせた ソリューションで、抗生物質に頼ない、より確実な健康・衛生対策を提言します。

超高密度オゾンナノバブル水精水機

  • 今回我々が開発しようとしているのは、当社独自技術である「超高密度ナノバブル発生装置」を応用した衛生管理ソリューションです。
  • 精製した超高密度オゾンナノバブル水は塗布、浸潤、噴霧などによる利用が可能です。

製品仕様

幅60cm奥行き35cm
高さ98cm 重さ30kg
電源:AC100V/10A
バッチ式 2L
吐出圧力0.05Mpa(調整可)
使用ガス酸素:0.2Mpa
最高オゾン濃度:40mg/L
使用環境温度:5~40℃
型番 AZ-FB-03SW-10g/h2000A
電源 AC100V 10A
水量 2L/回 ※オプションで容量は変更可能
セラミックス寸法 Φ18mm×200mm×2本
筐体材質 アルミニュウム
配管部剤 PVC、PTFE、SUS316L
接続方法 R3/4
使用ガス 酸素 2L/min 但し圧送用に5L/min 必要

装置概要と注意すべき事

  • 本装置はナノバブル(ウルトラファインバブル)を用いてオゾン水を生成します。また時間管理で高濃度の酸素水も生成することが出来ます。オゾンガスは酸素に無声放電しオゾン化します。
  • ナノバブル発生機構は効率よくオゾンガスを液中にナノバブル化して閉じ込めるので吸収されなかったオゾンガスの量も少なくなり内部で無害化フィルターを通して外部へ排出されます。
  • 装置は自動運転状態にすれば末端の蛇口を開くだけで自動的にオゾン水(酸素水)が供給されます。
  • 設定時間を経過すると内部で再循環しオゾン濃度を保ちます。
  • オゾンは4mg/L(4ppm)程度で強力な殺菌力を持ちます。しかしオゾンは反応性が良く、有機物があると直ちに消費され消失します。オゾンは塩素と違い反応後は酸素となり残留しません。
  • ただし臭素と結びつくと臭素酸となり、発がん性物質になります。上水に臭素の混合は殆どありませんが海水委には臭素が含まれる場合がありますので注意してください。
  • 臭いは鼻をつくような酸っぱい臭いがします、ただし高濃度のオゾンガスは大変危険なので異臭を感じたらご使用を停止し弊社へ連絡してください。
  • 二枚貝などの生物は低濃度のオゾン水でも生存出来ませんので扱いには注意してください。
  • オゾン水は非常に錆を発生します、金属の容器等を使用する場合または金属製品などを洗う場合は必ず最後に製水でオゾン水を洗い流す又は中和してください。
  • プラスティック容器であってもオゾンに長時間暴露されると紫外線焼けのように粉になってきますのでご注意ください。
  • 装置内部には水が循環しております、万が一破損が起こった場合漏水する危険がありますので、設置場所には漏電するような物、濡れては困る物を置かないでください。
  • オゾンナノバブル水を噴霧した場合は周囲のオゾンガス濃度も上昇します、0.1ppm以下の環境濃度を守り適切に運用して下さい。
  • オゾンガス濃度が高くなると照明機器や金属を用いた機器が錆びる事があります、ご使用には換気を行ったりオゾンガスが機器などに直接かからないようご注意下さい。
横浜の水道水と酸素による濃度測定結果

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